愛するお菓子を口にしたい

2021.02.15

動物性食材の一切を口にしないヴィーガン。その信条や生活に興味ある方が増えている中、それでも美味しく味わう事をあきらめたくないと惑う方も多いはず。華やかなお菓子を味わう愛おしい幸福感、そしてヴィーガン的食志向。そのどちらもを両輪に、日本ではまだまだ希少なヴィーガンスィーツをリリースする「祇園イリゼ茶寮」。かのル・コルドン・ブルーで学んだオーナーパティシエールが繰り出す、素材×技術の美味マジックを堪能したい!

まずは「フルーツサンド(苺)」。赤身を帯びた美しい断面は、主には奈良や泉州の産地から直接仕入れ。果肉柔らかくクリームと絡みやすい奈良産と、果肉しっかりで苺感を主張する泉州産。どちらの魅力にも惚れ込んだオーナーさんが2品種を採用。そんな苺の持ち味を際立たせるのが豆乳のクリーム。植物性のアガベシロップで豆特有の風合いを抑えながら、優しいクリームに仕上げて。ふわりと両サイドを包み込むパンももちろんヴィーガン製法。黒米・赤米・玄米などの七穀米で造った特製パンはどこか牧歌的な味わいが◎

次は「バターサンド(苺)」。クッキーづくりに欠かせない“バター”も植物性。マカダミアナッツを実の状態から磨り潰し、抽出オイルを巧みに活かしたバタークリーム。小麦は、グルテンレスで古代の小麦としても知られるスペルト小麦を使用しているそう。苺バターももちろんマカダミアナッツを活用し、フレッシュな苺をペーストにして練り込んでいます。特筆は、その味わい。動物性素材を一切使用しないながら、仏菓子としてのインパクトと重厚さがしっかりと再現されている。これが「祇園イリゼ茶寮」の譲れないこだわり。

最後は「マカロン(苺)」。驚かれた方も多いはず。卵白や白砂糖がなければ作れないはずのマカロンだけれど…だからこそ!オーナーさんの造詣と知識を注ぎ込み、ヴィーガン製法で作り上げているのです。使うのはヒヨコ豆の煮汁で、イタリアンメレンゲの技法を駆使し、サックリとしたテクスチャーはまさに感動モノ。コクと爽やかさを際立たせる苺ペーストを練り込んだカカオバターの風味も◎最後の最後に、もうひとつ。店頭スタッフさんが素材や製造の事をとっても丁寧に説明してくださるのもかなり嬉しいポイントです♪

  • フルーツサンド(苺)702円(税込)
    バターサンド(苺)756円(税込)
    マカロン(苺 ※3個セット販売)1749円(税込)

祇園イリゼ茶寮 大丸心斎橋店

祇園イリゼ茶寮 大丸心斎橋店

〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋 1-7-1 大丸心斎橋店 本館 B1F

営業時間 大丸心斎橋店の営業時間に準じます。詳細はこちら

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