2016.08.01

噂のダロワイヨ ビュッフェ

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ほんとうに美味しいなら食べないほうが「罪」

糖質制限ダイエットが軌道に乗り「数値だけ」はミランダ・カーに並んだワタクシ。しかしながらもちろん本人には似ても似つかず。糖質を抑えてお肉ばかりを食べていたら「肉食も行き過ぎるとキレやすくなるよ」と言ってくれた友人に「そんなワケないやろ!!!」と瞬間的に怒り出す始末。スィーツマニアな友人から「ほんとうにほんとうに美味しいスィーツなら、食べない選択のほうが罪だ」と諭され・・・薦められたのが、あの!ダロワイヨのスィーツビュッフェだったんです!

パリに本店を構えるダロワイヨは1802年の創業。その歴史はルイ14世がベルサイユ宮殿を構えた頃にさかのぼる。日本国内にオープンしたのは82年、心斎橋にオープンしたのが2009年。素材や技術はもちろん、そのフィロソフィーも受け継ぐ一個のケーキ。それをビュッフェ形式でいただける?にわかに信じられない話ですが、事実でした。平日限定のサービスは「信じられない」の連続だったのです!

まずはビュッフェ形式のおさらいを。
開催は平日のみ!15:00~21:00の間で、最終受付は19:30分。
年末年始やGW、お盆やクリスマスは開催なし。お一組様70分の食べ放題で、お席は90分着席可能。
お客様がフロア内のショーケースまでご移動し、好きなケーキを1回に2品まで注文可能。
召し上がったら、使用したお皿をショーケースまでもっていけば、次のケーキが受け取れるという仕組み。
パンはセルフサービスで、飲み物はスタッフに注文するシステム。大人のみお土産付き。
(※さらに詳細は、金額備考でご確認ください!)
そんなわけで、にわかに信じがたいダロワイヨビュッフェを体験です!

常備10種以上を並べるショーケースはカバーが付いて温度を徹底管理。ケーキ販売コーナーと同じものがズラリと並びます。色とりどりに作りこみも細やかなケーキの数々にウットリ。これほんとうに好きなものを好きなだけ味わってもいいんです。信じられません。ショーケース前に来て、スタッフ様に希望のケーキをお願いすると・・・

まるでジュエリーを扱うように白の手袋でそ~っとそ~っとケースの外へ。なんとも見とれてしまう優雅なひと幕♪期待が高まりますね!

左は「ラ・ポンム」。「La(女性名詞)」+ポンム(りんご)で、その名の通り、りんごのケーキ。右奥は「ラ・フレーズ」。「La(女性名詞)」+フレーズ(いちご)で、その名の通り、いちごのケーキ。

ほんとに、どうやってこんな華奢で可憐で可愛らしいケーキを思いつくんでしょうか。さすが美意識の国・フランス!本気で「やっぱり、パンがなければケーキを食べたらいいんだなぁ」と思いながら緑のチョコをそっと外して・・・

ナイフをスッと入れてみます。イチゴの香りが一段と強くなりました!そして柔らかすぎるほど柔らかな“いちごの中身”はといいますと・・・

表面の真紅はグラッサージュ。甘酸っぱくてトロリとした食感。中は「あまおう」のクリームに、ジュレの「あまおう」。
そして底にはジェノワーズ(簡単に書くとスポンジのこと)。グラッサージュでクリームでジュレでと、状態もテクスチャーも変化させる「いちご」。
一個のいちごを一度解体して、またひとつに戻したかのようなケーキです。ワタクシが命名!「いちご再構築」!!

「創業1802年・ダロワイヨの真骨頂が食べてみたい」そんな贅沢なご希望もどうぞ。こちらは定番かつスタンダードの「モンブラン」と「レシキエ」。
レシキエはこのサイズになっていますが、このピースを元の大きさにつなぎ合わせるとチェス盤になるのです。
では、誕生以来、ほぼレシピを変えず今に至るという「モンブラン」を実食です。

サックリとした生地の中には「これでもかっ!」ってくらいのマロンクリームとマロングラッセが!しっかりとお酒を効かせた先口に、栗の甘味がドンと迫る中口、糖度を抑えてすっきりとした後口がたまりません。

これがダロワイヨクオリティ!とは書きながら、ワタクシ、スィーツでこんなクオリティは体験したことがないのです。
しかもこの味わいをまだまだ「味わってOK」なビュッフェスタイル!国内では東京と大阪にしかないビュッフェスタイルなのです!
他府県の皆様、大注目ですよ!

季節限定メニューも気になるところ。こちら黄色が「ドゥスール デジル」。パッションフルーツをふんだんに効かせた逸品。
そしてピンクが「ヴァニーユ フレーズ」。イチゴとバニラを瀟洒に効かせた逸品。どのように瀟洒かといいますと・・・

いちばん上と底に挟むのがメレンゲを使った柔らかな焼き菓子「ダッコワーズ」。真っ白く粒粒としたクリームがマスカルポーネとバニラの弾力とコクがあるクリーム。間に挟まれるのは板状のショコラ。それぞれの食感が絶妙すぎるほどに絶妙で、か弱すぎるほどに華奢なのです。

「ああ!ごめんなさい」といいながらナイフを差し込み、フォークでブスリ!真っ白で粒粒のクリームの奥からは・・・コンポートされたイチゴに、さらなる新たなリームが現れます。そう、食べ進める「はじめ」と「中ごろ」と「最後」の随所に味の仕掛けが隠されているのです。

どれもこれも、満足を通り越して未知なる味や食感や構成。期待の思いっきり「上」を行くダロワイヨのビュッフェ。
供されるコーヒーやお茶にもこだわりはしっかり。帰りにはダロワイヨのスペシャリテであるマカロンもお土産についてくるなんて。

「だいたい、お客様でひとり5~6個は召し上がられます」と話す店長様。ということは・・・1個@500円×5個で、ドリンクやお土産も付くとなると・・・などと無粋な計算を始めるワタクシ。あぁ、なんてお得なビュッフェなんでしょう。
実は・・・お客様にゆっくり過ごしてもらえるような配慮も綿密で、ダロワイヨの矜持がみなぎっています。
友人の「ほんとうにほんとうに美味しいスィーツなら、食べない選択のほうが罪だ」という言葉も納得なビュッフェに一度足をお運びください♪

  • DALLOYAU Patisserie Buffet Shinsaibashi
    (ケーキ・パン・対象ドリンク 食べ、飲み放題)
    開催:平日のみ 15:00~21:00(最終受付19:30)
    年末年始やGW、お盆やクリスマスは開催していません。
    ご利用時間:お一組様70分の食べ放題。お席は90分着席可能。
    金額:大人(中学生以上) 3000円※マカロンor焼き菓子のお土産付き
    小学生 800円+ワンドリンクのご注文
    小学生未満 無料 ※お飲み物が必要な場合は別途料金が必要。
    お客様へのお願い
    ・食べ飲み残しが顕著な場合、別途料金を頂戴する場合があります。
    ・ビュッフェ(ケーキ・パン)でのお持ち帰りはご遠慮いただいております。
  • ※全て税込価格
    ※価格は全て参考価格

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