ビッグマフィン×コンペイトウ

明治2年、京都山城にて創業した老舗のお茶屋やさん「宇治園」。その宇治園でお土産といえば、コンペイトウなのです。デザイナー綿貫宏介氏が手掛けたパッケージデザインは7種でお味も7種の展開。古来の和色にレトロでカワイイデザインがあしらわれ、とっても風情があります。お土産はもちろん、ウェディングギフトとしても人気なのだとか。

私も「宇治園」さんのコンペイトウのファンで、一缶買ってはポリポリ。すごく多忙な時に、疲れることがあると一個を口に放り込んで気持ちの切り替え。空いた缶は可愛くて美しくて捨てるなんてとんでもない！ヘアピンを入れたり錠剤を入れたりと大活躍してくれています。

なんとも女性心を掴む一缶ですが、中身はもっとすごい！

商品開発の際、いまでは数少なくなってしまった本物の腕を持つコンペイトウ職人さん探しに宇治園さんは翻弄したそう。上品な甘味や均等に角を立てる24の凹凸が美しい逸品です。今回はそんなコンペイトウを使ったアレンジレシピです。

直径15cm以上のビッグマフィンはホームパーティでも大活躍です。ボコッとちぎって手から手へと渡し、デリやスパークリングでカンパイ♪だから、キレイに焼き上げるよりも、ちょっとボッコリした無愛想な焼き上がりが理想です。そんなときに試して欲しいのが、数種のミックス粉の混合。ヨーグルトと卵で溶いたら、贅沢にも「宇治園」さんのコンペイトウを・・・

こんな風に表面に散りばめて。彩りを楽しみたい今回は「星果庵 金平糖 カラフル」を選びました。どっしりとしっかりと焼きあがる生地に、上品なコンペイトウとはいい感じのミスマッチなのです。

オーブンで20分、理想のクレーターが完成です。表面に散らされたカラフルなコンペイトウが、粒粒とかわいいアクセントに。弾力あるシンプル生地に、コンペイトウの食感と甘味のアクセント。「宇治園」さんのコンペイトウは甘味がほんとうにすっきりしていて、大人向けの逸品。美食家の友人にも好評のビッグマフィンです。

当然、ホームパーティの話題は「宇治園」さんになるのですが、皆さんがお帰りのときは同店のお土産を用意して最後のサプライズに。

お茶の老舗店という伝統を守りながら、贈る側も贈られる側も「気軽に」交わせる贈答品が充実しているのです。それがこのコーナー。ズラリと並ぶ30g入りの「緑茶」「煎茶」「ほうじ茶」「玉露」「玄米茶」のティーパック。

昨今人気なのは「ありがとう」などのメッセージがプリントされた一品や、

「コップの○○子」さんならぬ、「看板ねこ みたらしちゃん」はコップのふちでティーパックを吊り下げてくれます･･･とはなんともアイディーアな一品。

和モダンなパッケージも女性好み。＠150円～というのも嬉しいですね。ウン万円の高級茶葉から親しみやすい価格まで、幅広いコミニケート「贈る・贈られる」を叶えてくれますよ♪