2017.01.01

革新!原点!WEGO

Store Info

  • 店名WEGO 心斎橋店
  • 住所大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-5-5 ShinsaibashiGATE2-5F
  • 電話番号06-4708-1655
  • URLhttp://www.wegoblog.jp/wego-shinsai

    WEGO心斎橋店twitterアカウントにて、最新情報をつぶやいています。
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明日がリニューアルオープン、にもかかわらず!

さて、本日は2016年12月15日。明日はリニューアルオープンを控えたWEGOの前には、次々と人が現れては「なんだ、明日オープンか~」と言って、立ち去ってゆきます。かつて、リニューアルオープン前にこんなにも集客をしてしまうショップを・・・ワタクシは知りません。どれだけの人がWEGOのリニューアルを待ち望んでいるのか・・・。待ち望むお客さんに、新しいWEGOはどんな仕掛けで迎え撃つのか??取材の特権にて、オープン前に潜入してきました。

あたらしいWEGOはこんなカンジです。2-3Fはレディース、4Fはメンズ、そして5Fが・・・WEGOの原点ともいうべき・・・後でご紹介です。

さて、本日リニューアルWEGOをご案内いただくのは、横山店長様(中央)とカナトくん(右)とリコちゃん(左)。
現在は東京に本社を持つ同ショップも、1994年の創業は「アメリカ村」の古着屋さんでした。そんなWEGOは2017年で23歳(23周年)。
まさにこの3名が生まれた頃…WEGOも誕生したのです。
創業の地で新しく生まれ変わるWEGOは、どんな「顔」になっているのでしょうか??
まずはメンズからご紹介。カナトくん、宜しくお願いします。

ここは4Fのメンズフロア。以前と違って、なんだかアイテムが選びやすくなっています。
「アイテムの見やすさを第一にアイテムの見やすさと、着こなしが分かりやすいような売場にしています」と話す横山店長。
そして、フロア内がひとつのテーマパークのように・・・

ガッチリとラギットな雰囲気が面白い!それもそのはずで、中央に据えられた天井まで伸びる陳列は、目線をどこまでも上へと上げてくれます。「宙」にまでWEGOの世界観がビッシリと詰まるかのよう。このコーナーの什器は、「あえて工事中のまま」そのままに残してあるそう。
「このままの方がカッコイイ」という、自由な発想で定着したのだとか。おしゃれな男子のガレージルームに遊びに来たかのような臨場感ですね。

ワタクシ、WEGOでいちばん好きなのが・・・「服選びが楽しくなる」仕掛けが随所に配されているところなんです。たとえば、このカラー配色。きっと綿密な計算のもと、色の陳列がほどこされているのでしょうが、このように並んでいると・・・「いつもは選ばないピンク」とか「自分には似合わないと思い込んでいたネイビー」とかを思わず手にとってしまうんです。自分自身の枠を外されて「もっと服を遊びなさい♪」と誘われているかとすら思うのです。

ではここで、カナトくんが選ぶコーデを拝見。お題は・・・「初詣デート」です。少し頭をひねった後・・・さささささーと迷いなくフロアを動き回るカナトくん。自らもWEGOファンであるカナトくんは、トレンドがほどよく取り入れられていて、リーズナブルな同ショップのラインがお気に入りだそう。愛着をもって何年も着ているアイテムもあるそうで、楽しそうにコーデを選んでくれました。

「初詣デート」コーデがこちら。モヘアブレンドのニットに、グレーのチェスター、パンツは黒で、ストールはホワイト。シンプルで大人っぽいですね。「首元はどうしてもダークな色をもってきがちですが、思い切って白を。おしゃれ度合いが格段にアップします」とは、さすがWEGOスタッフ。こんなちょっとのチョイスの転換で、初詣からテンションを上げていきたいものです。

さらには「最近は脚のラインにコンプレックスがあり!な男性のお客様もいて、無難な黒パンツでもおしゃれに組み合わせたい、というご要望にもお応えできるコーデです」とは、なんとも嬉しいアイディーア!そうなんです、こんなお客さん目線なところもWEGOならではですよね。

次は3Fのレディース。カナトくんのコーデを受けて、女子の「初詣デート」に挑むのがリコちゃんです。

慎重派なリコちゃんはマジマジとアイテムを眺めながら・・・神妙な表情。

今冬は”彼氏とおそろコーデ”なんかも提案する同ショップですが、どうもその辺を意識しているようで・・・

彼氏とおそろいの黒パンツでコーデは完成。チェスターは、今年らしいトーン・オン・トーンの大振りチェック。「身体を華奢に見せてくれる効果もあり!」とは、女子には嬉しい情報です。さらには・・・

シンプルなケーブルニットで、モノクロにワンクッションを。「白って、女の子にとっては勝負のカラー。初詣は気合を入れて」とメッセージもいただきました。

そんなWEGOなのですが、今回のリニューアルにあたって、「新しいWEGOへの挑戦と発信する」が、大きなテーマだったそう。ここ「W♡C」のコーナーもそのひとつ。HARAJYUKU(原宿)のかわいさをパジャマやルームウェアのようにゆったりしたファッションに乗せた「おうち系」は、いまや10代の間で爆発的人気。パステルカラーがまぶしすぎて…ティムバートンばりのダーク&プリンセスファンタジーが広がるのです。

カワイイことと、ちょっと悪いことが同居してしまう…女子ならではの世界が見事にマッチ。 「W♡C」だけではありません、こんどうようぢ氏プロデュースのジェンダーレスブランド「DING」も同ショップではスペースを拡大。男子にも女子にも、次の、一歩も二歩も先のファッションを魅せてくれる…WEGOは最先端を走っています。

そのうえで・・・ご紹介したいのがこちら5Fのユーズド&ヴィンテージ。冒頭で同ショップは1994年「アメリカ村」の古着屋さんがスタートだった、と書きました。そう、 WEGOの原点はユーズドMIX。価値あるものを選り抜く目利きや、服への造詣、現代のスタイルに乗せるコーディネート力。それらすべてがWEGOの源なのです。その原点を再度表明するのがここ5Fのユーズド&ヴィンテージ。

ブラックアイアンのサインには「ヴィンテージ・ガーリー」と。その先は・・・

50年代も70年代をも思わせる、ゴシカルな「お洋服」。まるでミュージアムのような一面に息を呑むほど。そして2017年の今にも十分に「活きる」、アイテムの数々。このラインナップ、お見事やさすが!の言葉では言いあらわせないほど。

リコちゃんもお気に入りのコーデは、「ヴィンテージなのに、今風なのがすごい。私も着たい!」と憧れの眼差しなのでございます。

「90Sスポーツ」コーナーでは、ユーズドマニアでなくとも「こんなもんが、今も残っているなんてぇ!」と驚愕のラインナップ。2017年にも普遍的価値を持つアイテムの数々は、もはや博物館。いえいえ、身につけて、今の街に繰り出したくなる臨場感です。

極めつけが「スケート」。そう、アメ村からはじまった同社ならではのカテゴライズ。

横山店長は言います。「古着ブームが下火になり、WEGOも時代と共に新品が主役のお店に変化していきました。リニューアル前も古着の取り扱いはありましたがリニューアルの新しいチャレンジとして、逆に原点回帰し「古着屋」をフロア全体を使って表現しました。昔WEGOを利用されていた方や普段WEGOを利用されない方とも、このリニューアルを機に古着を通じて繋がっていきたいと考えています。」。

23年前のコンセプチャルなフロアの前に立つ、WEGOと同い年くらいのカナトくんとリコちゃん。すごい図です、これ。WEGOの歴史と最先端からなる、もっとも強く矜持を詰め込んだ同ショップ。
ワタクシ、一度はお客さんで足を運ぼうと決めまして・・・

後日、ほんとうに足を運んだワタクシ。ひと目ぼれの一点を購入しようとレジへ。そうしたら…レジの女性スタッフが「これ、私も気に入ってたんですよ!」と声をかけてくれたんです。「ひと目ぼれシマシテ・・・」と言うワタクシに、「たくさん着倒してあげてくださいね♪」と満面の笑みを返してくれました。このオバちゃんなワタクシにですよ。ここに来ると、服を選んで買うって、ほんとうに楽しい!!って、実感させてくれます。間違いないです!

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