夏着物。

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「夏着物」という選択

今年も方々で熱い「浴衣合戦」が繰り広げられる2018年。
誰よりもオシャレに粋に、和装を着こなしたい!そんな思いを燃やすのは古来より脈々と継がれる大和撫子魂なのかも。こうなると、彼氏に「いとをかし」と思ってもらえるよりも、自分自身が、「今日の私っていとをかし」と思えないと、私たちの満足は満たされることはないのでしょう。

そんなアナタに、是非検討して欲しいのが「夏着物」という選択。
ご提案いただくのは、明治27年創業、中村屋本店は生粋の呉服屋さん。
往年の大女優さんや京阪神の財界人も足を運んだ老舗店。

生地の「織り」から自社のこだわりを込め、白生地を仕入れて染色にもこだわるなど「自家製」にも矜持を誇った一軒は、伝統の柄に現代の風合いも添えながら、いまも多くの常連様に愛されています。そして昨今では夏季の浴衣など、幅広く門戸を広げています。

こちらが中村屋本店、本店長の蛯原様。あまりにも素敵な方で緊張します。ワタクシ、偶然にも洋装をお召しのところも拝見した事があるのですが、まぁー言葉を失うほどのエレガントさでした!

中村屋本店には、このように誂えの浴衣もありますが・・・

やはり、真骨頂は反物。

大きく草花をあしらった「藍あげ」や、

花火が舞うような「糸菊」の柄。

淡い色合いがなんともいえない「色入り」に、

古典柄がまぶしい「絞り」。

などなど…見せていただきながら(勇気を出して)蛯原様に「浴衣ではなく、夏着物を着てみたい」と、(小声で)訴えてみたところ…。快くご案内いただけることに!

着物、ということであれば帯揚げや帯留めにも合わせを考慮しましょう、と、様々な合わせを拝見できることになったのです(歓喜!)

例えば、先ほどの「藍あげ」に、ピンクの帯。帯締めは黄色に、ガラスの帯留めで涼しさを表現。なんとも可愛らしい合わせ。これが別バージョンになると・・・

淡いピンク地に太鼓にピンクの線が入った絽綴(ろつづれ)の帯。鮮やかな黄色の帯締め。先端にはトルコブルー色の飾りがアクセントについています。
ガラリと変わるイメージ!
衿つきの長襦袢を着て、夏の着物スタイルに変身します。

さらには、先ほどの「藍あげ」に、黄色の半幅帯ならば、浴衣として仕立てるもあり。これが…

真っ白な帯に、同じく白い帯締めに、水色のガラスの帯留め。グググッとエレガントになります。こちらもイメージがガラリと変わる!

さらには、薄緑で紗献上の博多帯で、さらに高級感が増す…なんとも不思議な反物と帯と小物の世界!

こちらの近江縮の一点には・・・

大胆に緑色!こちらの柄に色が粋すぎる!さらには・・・

バイカラー、ならぬ、3色で魅せるもあり!
こちらは、絽塩瀬(ろしおせ)の変わり織りで中村屋独特の染め帯になるそう...

ところで、先ほどから気になっているのが、当の蛯原様のお召し物。淡い水色に柔らかで華奢な生地が涼しげなのです。 これは、「小千谷の平織り」といい、夏ならではの素材です。

ピンクの小千谷縮に合わせるのは、淡く滲む花柄で絞りの帯。こちらは裏の色が紫となっていて、ピンクとの相性もバツグン!

博多の紗献上の夏帯でグッと大人っぽく。

こちらの組み合わせは、絽塩瀬の「芙蓉の花」の染帯でさらにエレガントで季節を感じさせてくれます。

同じ一点でも、合わせる帯締めや帯留め、そして帯によってガラリと変わる雰囲気。これを蛯原様は日本古来の美、ならでは…と、話します。

近年では、ヨーロッパのデザイナーたちがこぞって、この美学・美論理を取り入れていることにも、この道長い蛯原様は敏感に気づいているそう。これからは、日本が世界に向けて、独自の「美」を発信していく時代。きっかけは何であれ、幅広い方々に和装を着る機会が増えて欲しいと話します。

そのためにも、最低限の「決まりごと」は知識として持っておきたいところ。それがあればこそ、ルールのない遊び心もたのしめるというもの。

最後にこちらのお着物は「越後上布」に縞を工夫して染め上げた中村屋独自の品。
「だから、初めての方もどんどん質問して、絶対に遠慮はいりませんよ」と話す蛯原様。
今回の取材で私たちが夏着物を着る機会はいっぱいあることに気づかされました。
どうです??着物始めてみませんか?

  • 【営業時間】
    10:30〜18:30
    ■定休日 日曜・祝日

    ・中村屋本店にて浴衣をお買い上げの方には着付けを無料でご提供いたします。
    ・着物のコーディネートや着付けのご相談も承っております。
     こちらまでお問い合わせください。
     (TEL: 06-6213-1552, FAX: 06-6213-1932)
    ※価格は店頭でご確認ください。