処方箋受付はもちろん、
フェムケア商品の相談も。
女性の味方でいてくれる薬局

なごみ薬局 心斎橋店

誰かに相談したい…そんな時。

女性ならではの身体に不快な症状。もちろん、病院で先生に診てもらうのがいちばんいい。けれど・・・

☑忙しさににかまけて後回し
☑病院へのハードルが高いと思い込んでいる

そんな人もいるはず。同性の友達に相談して「早く病院行かなきゃダメだよ」と後押しをされればまだいい。けれど、

☑友達にも相談できない
なんて人、いませんか？ もしくは、
☑市販購入できるアイテムがよくわからない
そんな声も聴かれます。

「どこにも、だれにも、相談できない。もしくは相談するという発想にたどり着けない、そんな方もいらっしゃいます」と話すのは『なごみ薬局 心斎橋店』の米島事務長さん。

こちらの薬局は、2022年に開局した調剤薬局です。場所は「しんぶら街」の中。開局当初から掲げてきたのが「女性へのケア＆サポート」を厚くするというテーマ。

「実は心斎橋って婦人科クリニックの多い街なんです」と話す米島さん。
筆者が調べたところ…ほんと、とても多い！心身に不調を抱えていたり、よりよい生活を送りたい女性たちが多く集まる街でもあるようです。

でも、女性へのケア＆サポートを厚くした薬局、それも調剤薬局となると…なかなか見当たりません。そこで開局したのが「なごみ薬局 心斎橋店」。

白を基調としたシンプルな空間。いつもここに立っているのが米島さん。そして、

調剤室にも女性の薬剤師さん。ALL女性スタッフで運営される薬局なんですね。

みなさんも経験ないでしょうか？婦人科で診てもらい「●●●の処方箋出しておきますね」と言われて、そのまま薬局へ。でも「あれ？これって何に対処する薬だっけ？？」とわからなくなる時、ありますよね。

そんな時、
「ちゃんと説明を聞かない自分がダメなんだ」
なんて、安易に自責で片づけないこと。

「薬の質問はどんな些細なことでも聞いて欲しい」と念押しするのが米島さんと薬剤師さん。「薬局はそのための場所だと知ってください！」と話してくれます。

そして、もうひとつ。米島さんが力を入れているのがフェムケア商品の充実です。

米島さんが薬局内に並べるフェムケアアイテムは実にさまざま。

「それだけ症状の強弱や頻度が細分化され、業界を挙げてケアへの機運が高まってきている」と話す米島さん。保湿用アイテムもオイルやゼリーなど「自分に合ったタイプ」を選べるのが嬉しいポイント。

もちろん、これらの商品はウェブストアでも購入ができるもの。だけど、ちょっと待って。

公式サイトを見れば、おおよそどんなアイテムなのかも分かるし、どんな問題を解決してくれるものなのかも分かる。
口コミだって探せばワンサカと出てくる。それでも・・・私たちの不安って尽きないんです。スマホの画面を隅から隅まで確認したって、自分の身体に用いるものへの不安や緊張はなくならない…。

「その二の足を、少しでも前に進ませてあげたい」と真剣な表情の米島さん。いま、これだけ素晴らしいアイテムが開発され、世の中にリリースされている。であれば、よりよい生活のために人と商品を「安心」でつなげたいと願っているのです。

そこで薬局内に設置しているのが個室相談スペース。他の方を気にせず、対面で自分の不安を伝えることができ、薬や商品の説明を伺うことができます。

同じ女性が、不安や疑問を受け止めてくれて、生身の声で商品を説明してくれる、この安心感。「そうなんだ、自分はもっともっと快適や心地よさを求めてもいいんだ」と、心も前向きになれるかもしれません。

時に、身近な人にも相談できないような気が滅入る症状であったり、自分を責めてしまうような心の在り様にも陥るかもしれない。でも、今日も身体が動いてるってことは、ケアやメンテナンスを心身は待っている、ということ。

だから米島さんは、近隣薬局では並ばないような膣錠導入用アプリケータといったアイテムも用意しています。
「ひとりでも多くの女性の不安を安心に、これからの生活に期待が持てるように。そのきっかけや支えとなる薬局でありたい」と米島さんの説明にも熱が帯びます。

そんな米島さん、および「なごみ薬局 心斎橋店」を応援する方々も。同じくしんぶら街の呉服屋さん「松屋」さんからは素敵な作品が展示され、いろんな気持ちで訪れる女性たちを柔らかく受け止めています。

我慢や忍耐なんて、なんにも素敵なことじゃない！ 頼れる人やアイテムに正しく頼って、よりよい毎日を望んで叶えていくことが「当たり前」の社会にしていきたい。そんなお2人の決意と熱意がまっすぐに伝わってくる取材となり、私（筆者）もエンパワメント充電！ 心斎橋には、女性へのケア＆サポートを厚くする薬局「なごみ薬局 心斎橋店」がある、これをお忘れなく！