Y2Kにウィッシュコア、
メタルにミニマム…、
夏に挑みたい多彩テイスト♡

WEGO 心斎橋店

夏のお支度、心身共にOK？

人と自分を比較する人は、いつか傲慢にも人と人をも比較し始める。
これワタクシからの注意喚起やで。よお覚えといて。向き合うのは己自身だけでいいんやで。例えば・・・
・1年かけて筋肉を鍛えて身体をメイクする
・挑んだことのなかったジャンルの服を着る

こうやって自分自身と向き合った先に、自分のリミッターをバカっと外した自由があるのよ。
そんなことを体現するお2人に逢えたのが・・・

Y2K＆ミュージックカルチャー ※コーデA

『WEGO 心斎橋店』です。
恒例のシーズンコーデの始まりですが、今年はちょっと趣向が違う。例えばこちらのリンクコーデ。一見して雰囲気が交差しながら、それぞれの主張が熱い、熱すぎ！
「こんなカッコいい2人になりたい」と思ったアナタ、この〈2人〉になるためには、個々のスタイルに相手を凌駕するほどの「我」があってこそなのよ！

まずはアラッキーさんのコーデ。テーマはズバリ、Y2K。

主役はなんといってもカモフラ＆フレアのボトム。アシンメトリーに配置されたポケットが重厚な存在感。フレアの裾はドッシリとブーツで締めて、その分、トップスはオフショルダーで華奢に演出。ブーツの黒とハンチングの黒を上下に連動。

さらに弾むのが、キャミとTのレイヤードスタイル。しかもキャミとボトムをカモフラでリンク。
重厚なテイストでサンドイッチされたTシャツは曲線波打つ筆記フォントで「抜け」を確保。
アイテム選びと組み合わせがかなーーり綿密なワンコーデです。

一方、ナギトさんのコーデはご本人も大好きな音楽カルチャーを意識したもの。

しかも「ピンク」をメインカラーにセレクトし、メタルフォントなアーティストTシャツ風。
トップとボトムの間にモノトーンネルシャツを仕込んで、ボリューミーなボトムへと視線を運ばせます。

実は…よく見るとこのTシャツ、スプレーダメージ加工が巧み。
その上、シャツのダメージ加工も細部にまで容赦なく、全体的に薄汚い（※最大の賛辞!!!!）。
70年代グランジを思わせ、60年代パンクや80年代メタルも行ったり来たりする、かなり高密度なニュアンス重層となっているのでした！

そして、このテクを覚えて欲しい。ボトムのデザインがボリューミーかつ複雑であるほど、トップは引くこと。フロントロゴと裾の間の「余白」、ここが効いてくるんです。
とはいえ「ピンク」でインパクトも添えて。絶妙さじ加減に完コピ購入したいお見事コーデでした。

ウィッシュコア＆ミニマムスタイル ※コーデB

次のコーデにもいろいろと小うるさく言いたいことが山ほどありますが、まずは一言。
今回、WEGO 心斎橋店の見どころはここからやで！

取り入れたいテクや参考にしたい意識はここからが本番！

まずはアラッキーさん。テーマは今夏注目の「ウィッシュコア」。
まるでお人形さんのような儚さが目を惹きます。徹底してモノトーンに抑え込んだカラー配置、4段フリルのボリューミースカートとデコルテレースの連動。
そして、何よりも上手いのが・・・

リムレスグラスの鼻ひっかけ！ この屈託のなさ、トボけ具合、抜け感、うまい！うますぎる！
儚く夢見る童女かと思いきや…外し具合が最高にアイロニー！通り一辺倒なイメージで評してきそうな相手に向かって「ほっといてください」と距離を取る、見事なテクニックです。

もひとつ上手いのが「黒」の使い方。ブーツにバッグ、そしてチョーカーと3点に「黒」を配置。その1点ずつがまたトリッキーなんですね。
ブーツはルーズニュアンス、バッグはドットのミニボストン、チョーカーはバラフォルム。
うんうん、お見事すぎるチョイス＆配置！

対する、ナギトさんは超が付くほどミニマル。
色もデザインも極力ギミックを排除して、魅せるのはそのまま。もう、敢えての「そのまま」。

実は昨年、ワタクシとカメラマンさんは彼を取材しています。

その頃からふた回りほど大きくなった彼のフォルム。なんと1年間継続して身体を鍛えていたんです。肩回りや胸の厚みに存在感を増してきたからこそ、このミニマルスタイルが大きな「T」の字を適えている。そう、魅せるのは自分自身の存在感。

だからこそ、選ぶのはバギータイプのスラックス。
白と黒の面積を極力大きく配置し、ラインとフォルムとインパクトだけを「飾る」という究極の引き算手法。それもこれも、1年間継続して己自身と向き合ってきたからこそ。

まもなく夏がやってくる！

そうです、向き合うのは己自身。ただただ己を楽しんだ者勝ち！どこかに行って誰かになる必要は一切なく、足元で自分を楽しめばいいの。

WEGOはそんなあなたの味方。そうです、いつも味方でいてくれます。
今夏もWEGOで装いを楽しんで♪ まもなく夏がやってきますよ！